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金曜日と土曜日の二日間
自由大学は福沢諭吉と田中正造―近代日本の光と影(1)―(2) 安川 寿之輔(不戦兵士・市民の会、社会思想史) の講義を行った。以下は紹介された文をそのまま案内する。 福沢諭吉のアジア認識』『福沢諭吉と丸山眞男』『福沢の戦争論と天皇制論』(高文研) の3著でぼくは、戦後日本の定説的な福沢像を、丸山眞男がつくりあげた壮大な「丸山諭吉」神話として、きびしく批判した(丸山門下生からも正面切った反論なし)。今回は、足尾銅山鉱毒問題で天皇直訴事件を敢行した興味ある人物と対照することによって、福沢の人物像に、別の角度から光をあてることにした。福沢より6歳年少の田中は、同じ時代の近代日本の社会を60年間も併行して生きた。しかも二人があまりにも対照的な思想と生き方をしている事実に気づいて、ぼくは二人の人生の対照と対比に夢中になった。 二人の①人間観では、被差別部落民観を手がかりにして、有名な「天は人の上に人を造らず・・・」の句で人間平等論者と誤解されている福沢こそが、明治日本の社会に「人の上」の人の天皇・貴族と「人の下」の人の各種被差別民を創出した思想家であることを解明する。以下、二人の思想の分岐点になった②自由民権運動や③教育勅語に対する対照的な考え、何よりも足尾銅山鉱毒事件に対する二人の正反対の思想と行動を考察する。 明治以降の日本の進路をめぐって、①「大砲弾薬は・・・無き道理を造るの器械」という認識を前提に、(富国強兵でなく)「専ら武備を盛にして国権を皇張する」強兵富国路線を確立し、「脱亜論」でアジア連帯でなく「正に西洋人が之に接するの風に従て処分」することを主張し、日清戦争の勝利を「洸として夢の如く・・・」と演説した福沢は、ひたすら武力至上の国権拡張の道を歩んだ。対する田中は、日露戦争後に「憲法9条」の先駆となる「海陸軍全廃・無戦」の主張を展開。 鉱毒問題は「日露問題より大問題・・・一人ノ人道は世界の総ての山岳よりも大問題」と、田中は、②福沢の国権拡張至上主義に対する「内事優先」を主張し、③文明論による侵略の合理化ではなく、文明のもたらす環境問題とのたたかいを主張。④帝国主義的進出を「亡国」の道と批判し、⑤福沢の「大国主義」には「小国主義」を対置した。「畢生の愉快、実以て望外の仕合」と能天気に人生を全面肯定した諭吉に対し、正造は「早く生るるも不幸、長命も不幸」と嘆いた。ぼくは、田中に日本の未来の「光」の可能性、福澤に近代日本の「影」を読みとりたい。 台風4号の影響で二日間とも雨にたたれたが無事熱心な聴講者の参加の下におわった。 一万円札の肖像だけが、なぜ変わらなかったのかー日本社会にとっての福沢の存在とその意味を問うた講義であった。まったく 「 目からうろこ 」の感想であった。 それよりも何よりも 二日目の講義には 「 IMAGINE 」 の T シャツを着ての講義であった。以下は ジョンレノン・ヨーコ の イマジン である。 老鶯7 IMAGINE Imagine there's no Heaven it's easy if you try No Hell below us Above us only sky Imagine all the people Living for today Imagine there's no countries It isn't hard to do Nothing to kill or die for And no religion too Imagine all the people Living life in peace You may say I'm a dreamer But I'm not the only one I hope someday you'll join us And the world will live as one imagine no possessions I wonder if you can No need for greed or hunger A brotherhood of man Imagine all the people Sharing all the world You may say I'm a dreamer But I'm not the only one I hope someday you'll join us And the world will be as one
by natsuuguisu
| 2007-07-15 15:09
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